分子状水素水の認知症予防効果の明確化

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JHyPAは、分子状水素水の飲用によって、認知症の予防に貢献します。

 軽度認知障害の方で、APOE4という遺伝子型を有する人が、分子状水素水を飲用すると、認知機能が改善するという無作為分類二重盲検試験の医学論文が発表されました。APOE4は日本を含め世界の15%の人が有する遺伝子型です。また、アルツハイマー型認知症の半数の患者さんは、この遺伝子型の保因者です。したがって、APOE4の保因者の認知症を予防することは、認知症全体の予防に大きく寄与することが期待されます。希望的にはアルツハイマー型認知症の半分の患者の発症を抑制することが期待されます。
 現在発表された研究結果では、分子状水素水の飲用によってAPOE4保因者の軽度認知障害を改善する確率は97%程度です。
 JHyPAは、大規模臨床試験によって、分子状水素水の予防効果をさらに明確にします。また、APOE4以外のアルツハイマー型認知症の危険因子と考えられている遺伝子型の保因者への効果も調べます。
 科学的に医薬品の効果を実証するための最も信頼できる方法として、二重盲検試験が用いられてきました。分子状水素水の場合は、ある程度の効果が学術論文として公表されていること、分子状水素水は商品化され誰でも容易に分子状水素水を飲用できる状態になっています。それにもかかわらず、研究に参加する軽度認知障害の人は、分子状水素水を飲んではならないという制約がおきてしまうため、倫理的には大きな問題となります。
 そこで、二重盲検試験ではなく、過去の経過(natural history)と比べて、効果が明確になるような試験が必要と考えています。そのため、多くの方の研究への参画が必要となります。
 APOE4保因者がアルツハイマー型認知症になりやすいことは、20年前に判明していました。しかし、遺伝子型が判明しても対症療法がないために、遺伝子型が判明してもどうすることもできませんでした。そこで、これらの遺伝子型を積極的には調べないことが医学者間の合意事項でした。しかし、分子状水素水の飲用によって、アルツハイマー型認知症になりやすい遺伝子を持つ人の認知症の予防が可能であることが明確になれば、40歳または50歳になれば、遺伝子型を積極的に調べて、対応する遺伝子保因者は積極的に分子状水素水を飲むことを推奨できるはずです。
 現在の法体系では、これらの方法が許容されない可能性がありますので、法的な問題、行政的な問題の検討も必要となってきます。

 国際アルツハイマー病協会の発表では、全世界における認知症の患者数は、2030年に7,600 万人、2050 年には 1 3,500 万人になると推計しています。 2014年の日本における認知症の社会的費用は、年間約14.5兆円に上ることが明らかとされています。
https://www.keio.ac.jp/ja/press_release/2015/osa3qr000000wfwb-att/20150529_02.pdf
 今後の高齢社会においての、最も重要な課題の一つである認知症の予防にJHyPAは挑戦します。

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